サスペンス、アクション、ミステリー、推理を中心に原作小説を紹介するブログ
2008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/09
推理小説とは?
ミステリ・ミステリーとほぼ同じ意。

英語のDetectiveStoryを翻訳した単語「探偵小説」の「偵」の字が、第二次世界大戦後に制定された当用漢字表に無いことから新聞などでつかえなくなり、「探てい小説」と表記するのはみっともないという理由から採用された名称。
(1946年雄鳥社が「推理小説叢書」を発刊した時、監修者の木々高太郎が命名したとの説もあるが微妙)
エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」(1841年)が原点とされる。
犯罪事件、特に殺人事件の犯人、犯罪の方法、動機などにまつわる謎を論理的に推理、解明することに興味の重点がある小説。
近年では殺人事件に限らず、日常の謎を取り扱う作品も推理小説と区分される。ミステリと表記した場合は国内ではSFやホラー、ファンタジーまで含む広義もある。
ミス・マープルと13の謎ミス・マープルと13の謎
アガサ・クリスティ
東京創元社 刊
発売日 1960-05



ミス・マープル初登場 2006-01-07
自分だけが回答を知っている、犯罪事件をクイズ形式で語り

他の参加者は推理して答を述べる。

そんな、知的ゲームに参加した面々だが、いつも決まって正解をあてるのは

そこに編み物をするために座っていた、ミス・マープルだった!



という安楽椅子探偵物。マープルが一見事件と関係がなさそうな自らの体験談を元にもつれた糸を解きほぐす様はほのぼのとしてきます。


さらに詳しい情報はコチラ≫




ヘラクレスの冒険ヘラクレスの冒険
アガサ・クリスティ
早川書房 刊
発売日 2004-09-16



ポアロ・ファンにおすすめ! 2005-11-21
エルキュール・ポアロが挑む、バラエティー豊かな12の難事件。ゆすり事
件に巻き込まれた若手政治家の話や、ある人物が2つの事件に登場し、ポア
ロの指示で潜入捜査をする話などが収められています。ポアロの活躍がたっ
ぷり楽しめる一冊です。


さらに詳しい情報はコチラ≫




ブラック・コーヒー (小説版)ブラック・コーヒー (小説版)
アガサ・クリスティ
早川書房 刊
発売日 2004-09-16



クリスティーの作品録には含まれていない、34番目のポアロの長編小説
2004-10-12
クリスティーは、戯曲の分野においても、この作品を始め、「ねずみと
り」、「検察側の証人」、「蜘蛛の巣」、「招かれざる客」といった傑作を
残している。ただ、戯曲というのは、演劇の脚本として書かれたものであ
り、小説と違って、読者に読まれることを意識して書かれていないため、こ
れらの戯曲を小説と同じ感覚で、読んで楽しもうとするには、少々、無理が
ある。登場人物の台詞の合間合間に頻繁に入ってくる、役者の動きや演技の
指示などのト書きが、かなりうっとうしく、読者の集中力をそいでしまうと
ころがあるのだ。私は、ト書きを飛ばして読むことにしているのだが、やは
り、戯曲は、本来、舞台で楽しむべきものなのだろう。
読み物としてのそんな戯曲の欠点を補うべく出版されたのが、チャールズ・
オズボーンの手による、この「ブラック・コーヒー〔小説版〕」である。こ
こでは、先に述べた、役者の動きや演技の指示などのト書きが、小説として
の情景描写の中に自然に溶け込み、ずっと読みやすくなっており、書き手が
クリスティーではないという違和感も、全く感じるところがない。「ブラッ
ク・コーヒー」を読むのなら、この小説版の方だろう。
ちなみに、戯曲の出来としては「ブラック・コーヒー」を上回る「招かれざ
る客」も、チャールズ・オズボーンによって、小説化されている。
さて、物語の方だが、舞台は、物理学者クロード・エイモリーの読書室。莫
大な金銭的価値のある新爆薬製造の化学式の入った封筒が盗まれているのを
知ったクロードは、読書室に閉じ込めた6人の中に犯人がいると宣言し、電
灯を消している一分間のうちに、封筒をテーブルの上に返しておけば、無罪
放免しようと通告する。しかし、一分後に明かりがついたときには、クロー
ドは毒殺されていた。クロードのブラック・コーヒーに毒を入れたのは、一
体、誰だったのだろうか?ポアロの捜査が始まる。


さらに詳しい情報はコチラ≫




世界の名探偵コレクション10〈8〉ミス・マープル世界の名探偵コレクション10〈8〉ミス・マープル
アガサ クリスティ
集英社 刊
発売日 1997-06



ミス・マープル入門編 2002-12-05
収録作は「青いゼラニウム」「話し相手」
「四人の容疑者」「溺死」
「風変わりないたずら」「申し分のないメイド」
「ミス・マープル風邪をなおす」「やすらぎの地」と
ミス・マープルもの各年代からバランス良く選ばれております
マープルの性格・推理方法が良くでている作品集でしょう
欲を言えば、「火曜ナイトクラブ」の第一期の作品も収録して欲しかった
なお、「ミス・マープル風邪をなおす」は後に
ノンシリーズものの長篇「終わりなき夜に生まれつく」に
書き直されました


さらに詳しい情報はコチラ≫




アクロイド殺人事件アクロイド殺人事件
アガサ クリスティ
偕成社 刊
発売日 1998-09



失踪した年に書かれた第6作 2006-01-09
1926年の作品で第6作。クリスティは1890年の生まれ。1914年に24才でイギリ
ス航空隊のアーチボルト・クリスティと結婚、1920年に長編『スタイルズ荘
の怪事件』でデビューする。が、1926年には謎の失踪を遂げ、様々な憶測が
飛び交う中、10日後に発見される。1928年にアーチボルトと離婚。1930年に
考古学者のマックス・マローワンと『嵐のようなロマンス』の後再婚してい
る。『アクロイド殺し』はその失踪した年に書かれているのだ。何となくミ
ステリィを地で行っているではないか。(●^o^●)



何しろ、噂好きの女性をたくさん登場させたり、当時としては新しい
機械だったろうものを登場させたり、登場人物全員に嘘をつかせたりとこの
作品には他の男性作家にない仕掛けを随分感じられた。そういう意味でもの
凄く勉強させてもらった気がする。さすがにクリスティはスゴイな。文章(翻
訳も含めて)も実に簡潔で素晴らしい。



ただひとつ気に入らないのはハヤカワのこのクリスティ文庫は普通の
文庫本より若干3mmくらい背が高くて、アマゾンのブック・カバーに収まらな
いことだ。なぜこんな製本なんだろ??


さらに詳しい情報はコチラ≫